ラ・テールブログ

自然素材にこだわった洋菓子・パン・レストランの、世田谷三宿ラ・テールブログ


有機小麦の金沢大地さんと栄徳シェフが出あいました 5


これが最終回。
ながながお付き合いいただいて
ありがとうございます。


●倉庫見学
収穫した後のこともとても大事なこと。井村さんは
「低温倉庫を新設し、虫が来ないように温度管理できるようにしました。
15℃の倉庫、5度の倉庫。これで虫対策は万全です。
小麦を100tは備蓄したいと思って倉庫を作ったけれど、
今はたまる前にどんどん出て行っていて
需要に供給が追い付かない状況、
倉庫も半分宝の持ち腐れです。」とぼやいています。
もっとぼやくのは、井村さんの小麦がほしい人たち。
新しいお客様にはなかなか応えられないんですよ、と
申し訳なさそうな井村さんです。

P1020764低温倉庫


●たい肥作りの現場見学
たい肥も自家製。
「3000tの能力があり、今は2500tのたい肥を作っています。
機械で切り返しができるような装置を自分で工夫しました。」


P1020772たい肥の山

ほかほかたい肥。向こうの方では湯気?があがっています。

P1020773たい肥切り返し


手前の機械がガーガーあっちに行ったりこっちに来たり。
機械で切り返しができます。
これは人力でやると大変・・・。


「たい肥も自分で作るのは、原料のトレースをしたかったから。
有機肥料といっても、どんなものかよくわからないものはいやだったので」、と
井村さんのところでは採卵後のニワトリのケイ糞、もみがらや米ぬかをいれています。
おからも入れられるので、おからを引き取ってくれという話も来ますが、
国産大豆のおからはOKだけれど、
アメリカ大豆のおからは残念ながらNGです。
畜糞も飼い方が問題で、
鶏糞もひらがいはOKだけれど、ケージがいはだめ。有機栽培なので。

井村さんのところでは小麦の栽培では、
その前の大豆の収穫のあとすぐたい肥をほ場に入れています。


●小麦の種はどうしていますか?
「今のところは自家採種はしていません。
買う方がいまは安価であることと、
コンタミの問題があるから。
また種を保管しておくと劣化が早いということもあります。」

自家採種を繰り返していると固定種になり、井村さんのところだけの品種になる可能性がある、
それもまたよし、とみんなで大笑いしていました。
喜んで引き取って、パン焼きますよ!


というわけで
大忙しでしたが
井村さんの畑と加工場と、たい肥と
ほとんど全部を見せていただきました。
次は能登の畑を見たいなあ。
6月、実った麦を見に行きたいものです。

そのころには
麦畑が風に吹かれて
さわさわ、さわさわと鳴っていることでしょう。

そしてそのころには、
ラ・テールにも井村さんの小麦のパンが並んでいることでしょう。
どうぞお楽しみに!!!!!


P1020745小 井村&シェフ


このツーショットは
とてもお気に入りの1枚です。
これからもどうぞ仲良く、
お二人で美味しいパンを作ってくださいね。

追記
井村さんがこっそりおしえてくれました
井村さんの有機の日本酒や醤油、大豆と米などを
エルブリさんが探しに来たそうです。
ひええええええーーーーとみんなでびっくりしていました。
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