ラ・テールブログ

自然素材にこだわった洋菓子・パン・レストランの、世田谷三宿ラ・テールブログ


【パティシェール本田恵久のアルザス便りvol.10】

こんにちは。ラ・テールブログ担当の近松です。
今回も、フランス・アルザスに留学中の元パティシェール本田恵久から届いた
情報をお送りします。

リヨン市で開催された、「お菓子の世界大会”クープドモンドデラパティスリー”」を
見学してきた彼女。
大会や参加した日本代表の様子を、レポートしてくれました。
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「クープドモンドデラパティスリー」
          
に行ってきました!


1月に、フランスリヨン市で開かれた、
「クープドモンド・デ・ラ・パテイスリー」に行ってきました。

これは2年に一回開かれる、いわばお菓子屋さんの世界大会。
過去にも日本は好成績を収めていて、1991年のこの大会では、
銀座の“HIDEMI SUGINO”の杉野シェフ、奈良の“ガトードボワ”の林シェフが
初めて世界一の座を獲ってから以降も数々の活躍されているシェフが参加しています。

コンクールは、氷細工、飴細工、ショコラのピエスモンテ、デセール、
グラス、アントルメで競われます。
6時間という枠の中で数々の作品を仕上げるスピードと正確さ、
美しさと技術、表現力・・そして幅広い範囲のバランスが要求される、
まさに世界一の大会なのです。
大会の様子

↑このように大勢の観客の中にステージが設けられ、
前列では、各国代表のシェフが審査しています。
(日本からは伊勢原の“パティスリーヤナギ”の柳シェフが代表として、
審査していました)

応援にも気合が入ります。
日本応援団ははちまきにしゃもじで応援です。

これは日本代表の選手が「氷細工」を作っている様子。
チェーンソーで大まかに削っていきます。
氷細工
日本の作品


 ←できた作品(日本)見事です。 


今回の「アントルメ」のテーマは、自分の国の素材を取り入れること。
例えばイタリアだったらティラミスのテイストを加えたり、
スイスはショコラで構成していたりしていました。
イタリアの作品これは、イタリアの作品です。


 


 


 


 



その場で審査員が切り分けて審査していきます。
その場合提供する温度も審査の対象になっていきます。
審査の様子

限られた時間の中での作業、また目の前には多くの観客、と
大きなプレッシャーの中で打ち勝っていく、まさに一流のパティシェの大会でした。

↓精密につくられた作品たち
作品

作品2

今回のテーマの中にも、自国の素材を使うというところにも興味が持てました。
今世界の流通の進化によってもたらされた、均質化、均一化の中で
これからの大きなテーマにもなるのではないでしょうか。

ラ・テールでも、このテーマは開店以来一つの大きなテーマになっています。
日本という地域の素材を使って、地元のお客様に愛される店作りを目標にしてまいりました。
さらにこれからもがんばっていかねば!!
と、コンクールを見終わっての感想です…


そして、今年の結果はなんと・・日本が優勝!!
2位 ベルギー 3位 イタリアという結果でした。
日本代表の皆さん、おめでとうございました。

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