ラ・テールブログ

自然素材にこだわった洋菓子・パン・レストランの、世田谷三宿ラ・テールブログ


【パティシェール本田恵久のアルザス便りvol.12】

こんにちは。
ラ・テールの近松です。

今回はブログでお届けするのがすっかり遅くなってしまったのですが、
ラ・テールの元パティシエールの本田が、ラ・テールのために、
陶器を買出しに行ってくれた時のお話です。


ラ・テールからのオーダーは、
クグロフの型の大きいもの30cm以上のものとベックオフ用の陶器の鍋。

彼女の滞在先の地元のものを買って送ってもらえればと思ったのですが、
そこからだと送る手段が難しく、荷物の大きさに制限があったり、
料金が高くなってしまったり…。
結局、彼女がわざわざ「スフレンハイム」という村まで買いに行ってくれ、
そこから、パリのヤマト運輸まで直送してくれました。
さらにそこで梱包し直して、パリから東京まで
ヤマト運輸にて送っていただくということになりました。

ラ・テールのディスプレイしていえる陶器は、実は
かなりの長旅を経てきているものばかりなのです…。
※※※※
東急東横店フードショーの「ラ・テールセゾン」のケースの腰に使っている
エピスの型も、パリの知り合いの方にアルザスまで買いに行っていただいて、
パリまで持ち帰り、宅急便で送ってもらったものなのです。
※※※※


と、かなり前置きが長くなってしまいましたが、以下から
陶器の村 「スフレンハイム」の様子をお楽しみください!
村の様子

アルザスの陶器を買いに

アルザスの陶器の村“スフレンハイム”と
“ドチドルフ”に行ってきました
ストラスブールから北に30kmほど行ったところに、
アルザスの素朴な陶器を作る村が二つあります。

小さなこの村には十数軒の陶器を作る“ポテリーPOTERIE”と言われるお家があって、
それぞれ個性的な陶器を作っています。
ペックオフ

これは“ベックオフ”という素朴なアルザス風煮物を作るためのお鍋(陶器)
ひとつひとつ手作りのため、どれも少しずつ違っていて、
温かみのある陶器です。
持った感じもぽってりとしていて、暖かいスープが似合いそうな陶器なのです。

工房も少し見せていただきました。
作業工程1 取っ手を一つ一つつけている様子

上掛けの薬を塗って、乾かしているところ↓
作業工程2

↓取っ手に色が施され、絵付けをしているところ。
作業工程3作業工程4

↓この時期にたくさん作られていた、羊のお菓子の型“アニョー”。
アニョー型クグロフ型

                       ↑クグロフの型がこんなに…。壮観です。

これら陶器はこの村で取れた土を使って作られています。
なんと、2000度で15時間かけて焼かれるそうです。

この土とほぼ同じ成分と言われる土で陶器を作る村がもう一つあります。
“ドチドルフ”という村で、“スフレンハイム”から10kmほど離れたこの村では
カラフルなスフレンハイムの陶器とは逆に
ブルーグレーの地にブルーの絵付けが特徴的な陶器です。
陶器

どこか日本の陶器に通じるものがあるような気がしました。
先ほど書いたように、土はほぼ同じ成分で2200度で焼き上げ、
塩で処理をする工法なのだそうです。

この陶器はスフレンハイムのものより強い陶器ですが、
オーブンなどには入れられないのだそうです。
スフレンハイムの陶器はそのまま直火にのせて使ったり、
オーブンにそのまま乗せて使うことができます。


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こうして、送られてきた陶器なのですが、以下の通りに
無事に東京に届きました。
現在は、無事にラ・テール本店に飾られています。
ご来店の際には、ぜひご覧くださいませ。
ダンボール中身です








 

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